膀胱は骨盤内にあり、主な働きとして尿をためたり排出するための機能をもっています。

しかし、ただ膀胱に癌(腫瘍)が出来るという訳ではなく、できる場所などにより発症率や癌の種類に違いがでてきます。

膀胱は【移行上皮】という粘膜に覆われており、ここから発生する癌が膀胱癌全体の9割を占めているというのが現実です。

この【移行上皮】にできる癌を「移行上皮癌」といい、
筋肉や脂肪細胞にできる瘍を「肉腫」といいます。

また、移行上皮がんには大きく分けて3種類のものがあります。それらを挙げますと
表在性膀胱ガン
浸潤性膀胱ガン
膀胱上皮内ガン
になり、それぞれ特徴や治療方法も異なります。

膀胱癌になりやすい人や統計

膀胱がんの発生率は、欧米の白人の方が高く、アジア系の人種では低い傾向があったと以前では言われていましたが年々増加傾向にあります。

日本において、膀胱がん自体が人口10万人あたりの発生率は約10人と低くはありますが決して油断は出来ないです。癌の危険性はどこに潜んでいるか分かりません。

性別的には男性の方が女性より発生率が高く、約80%以上が男性女性の約4倍となっており、

年齢別の発生率は、50歳をきっかけに高くなっている傾向にあります。

膀胱がんの原因

膀胱がんの原因は核心的な部分は不明とされていますが、喫煙者と食生活が原因でなる確率が高いということだけは言えます。

膀胱がんになっている男性の場合5割以上、女性場合は約3割が喫煙者という結果も出ています。

膀胱がんの症状

症状としては大きく分けて2つのものがあります。

血尿

頻尿や排尿痛

これらの症状は早期からでやすいものなので、自覚さえできれば早期発見される確率が高い癌の一つです。

実際に自覚症状で、早期治療で完治させている人も多いのでもし、血尿や頻尿、排尿痛など、少しでも自覚できる症状があった場合は、早めに病院に行かれることをお薦めします。

膀胱がんの治療

治療方法としては以下のものだ代表となります。

①外科的療法

②化学療法

③膀胱内注入療法

④放射線療法 

⑤食事療法【体質改善の為】

①に関してですが、2つの方法があり以下ののものになります。

経尿道的膀胱腫瘍切除術【TUR-BT】

腰椎麻酔を行い、膀胱鏡などで腫瘍を注視しながら電気メスで切除する方法です。

膀胱全摘除術

全 身麻酔を打ち、膀胱を自体を摘出する方法です。

そして、②は抗がん剤投与による治療です。③もそれに関係した抗がん剤治療ですが、膀胱内に直接注入する方法です。

(末期)膀胱がんの転移と再発にどう対処するか

自覚しやすい症状をもち、早期治療で完治しやすい膀胱癌ですが、一度膀胱内に腫瘍が多発すると、何度も再発してしまうという危険な特徴ももちます。

それ故、定期的な診断や観察が時にして必要になるケースがあり、再発を繰り返すうちに、浸潤性の癌へと性質を変化させてしまう可能性も高くなります。

そうなってきますと、当然治療としては放射線や抗がん剤による治療を中心に行なっていかなければならず、場合によっては大変苦しい闘病を余儀なくされることもありえます。

もし、そうなった場合、西洋医学(抗がん剤や放射線治療など)と東洋医学(食事療法など)をうまくバランスをとって治療をしていくのがベストだと私は考えます。

現にそのような状況で困っていましたら、是非食事による体質改善治療にも取り組んでもらえたらと思います。

これはどの癌も言えることですが、癌に強い(再発や転移がしにくい)体質に変えなければ、例え一時的に良くなったとしてもイタチごっこになってしまいます。

再発の多発が起きやすい膀胱癌なら尚更です。

私の口癖ですが、「癌から守る身体作りを」これに尽きます。

抗がん剤治療と同時に行える食事療法についてはこちら