今回は、腎臓がんの治療の種類と食事で出来る療法などについて説明したいと思います。

前回は腎臓癌の(末期)症状などについて説明しましたが、今回は治療という視点で説明していきます。

腎臓癌の治療は一般的に大きく分けて3つあります。

①手術療法

腫瘍を切除する方法ですが、切除する範囲により、手術方法などが変わってきます。

【切除範囲による違い】

①腎全摘除術 ⇛ 腎臓全体を周囲の「脂肪組織」と「脂肪組織内にある副腎」を一緒に切除する方法。

②腎部分切除術 ⇛ 腎臓がんと周囲の一部分のみを切除する方法。

【切除方法の種類】

①開放手術(腹部、脇腹を切り開いて該当箇所を切除)

②腹腔鏡手術(体中に内視鏡を入れ、内視鏡からの情報ナビゲーションを切除する)

③内視鏡下小切開手術(内視鏡と肉眼の両方で手術部位を見ながら切除)

など切除手術にも方法や、実際切除する範囲も症状や進行によって何種類かあります。

②免疫療法

所謂「インターフェロン」、「インターロイキン」などと呼ばれるものを投薬し、闘病者本人の免疫機能を高めることを目的とした治療方法ですが、副作用があり、それに伴う症状として発熱や全身倦怠感、食欲不振、鬱といったものがあり事前に注意が必要となってきます。

③分子標的治療

「分子標的薬」を使用した新しい治療法です。抗がん剤とは違い、癌の育成を促している絵要素が通る、血管の増殖を抑制する事を目的とした薬で【ソラフェニブ】と言われるものや【スニチニブ】といった名前の薬を使用します。

③で説明している分子標的治療薬というものは、他の癌などで治療として使われる抗がん剤とは異なります。

では、なぜ腎臓癌に抗がん剤治療が向かない(使用しない)のか説明しますと腎臓がんは進行(増殖)スピードが遅いという特徴を持っているということが挙げれます。

抗がん剤は一般的に癌の増殖スピードが速いものに対して有効かつ効果的とされています。

そのような理由もあり、腎臓癌の治療で抗がん剤治療を行わないのが一般的です。

また、手術療法においても、患者さんによっては体力的に無理な場合もある為、そのようなケース場合は放射線による治療が行われたりします。

改めて確認しておきますと、腎臓は「からだに溜まった老廃物を排泄する」という重要な役割をもつ臓器です。

近年は長い人生の中で、腎臓の機能を温存する為に、極力腎臓自体を残す方向で手術や治療が進められることが多くなりつつあります。

前回お話したように、末期の腎臓癌でも、自宅から通院しながら、焦らずゆっくりと治療していく患者さんやケースも珍しくありません。

そのような場合、通常の通院での治療の他に、食事による療法も同時に進められるといいかもしれません。

食事療法のメリットは他の治療法と同時に出来ることや、自宅できることなどやってみては損はない療法です。

また、今までの間違っていた(かもしれない)食事を改善することにより、体内環境や体質にも変化が見られ、癌に強い体ができてきます。この食事による体の変化は、私自身、父の闘病で身近で感じていますので、自信を持って言えます。

現在もし、腎臓癌の闘病中という方は是非食事療法も試されることをお薦めします。

末期癌でも自宅で出来る食事療法についてはこちら