前回は主に甲状腺がんの症状を中心に説明しましたが、今回は具体的な種類や治療法などについて説明したいと思います。

(初期)症状などについて確認されたい方はこちらのページをご確認頂けると幸いです。

 甲状腺がんの原因とは?

どんな病気にしても予防も含め発症しない為には原因を突き止めることが大切なのですが甲状腺がんの要因は未だに医学的に解明されていないのが現状です。

しかし、原因であろうという要因はこれまでの統計的なデータで明らかになっているので、それらを知り、対策をしていくことが最善の策になります。主に代表的な要因として挙げられるのは下記3つのものがあります。

食生活(生活習慣)によるもの【ヨード(ヨウ素)の過剰摂取】

甲状腺ホルモンの原料物質である「ヨード」の過剰摂取、逆に少なすぎる場合に、発症する可能性が高くなるとされています。

海藻類に多く含まれるヨードの摂取量によって、甲状腺における病気のタイプが変わり、ヨードの摂取量が不足している地域などでは深刻度が高い甲状腺がんを発症しやすいといわれています。

※しかし、過剰過ぎる摂取自体が問題視されているだけで、確実な原因になっているとはされてはいません。

遺伝的なもの

親近者(親族)の中で内分泌に2つ以上のガンを発症した人がいる場合は、発症する確率が高くなるとされています。

また、遺伝体質の家系が関係する場合、発生要因の一つと考えらることがあります。

放射線被爆によるもの

もし被爆をした際、10年から30年などと長い年月をかけて、甲状腺がんを発症する可能性があるとされています。

福島原発の件もあり、今後様々な方が意識した対策を心がけていく必要があるとされています。

甲状腺がんの種類と治療法について

甲状腺がんは大きく次の5つの種類に分類されます。

甲状腺乳頭癌

甲状腺がんの中で最も発症率が多いのが乳頭癌になります。

【一般的な治療法】

腫瘍が直径1センチ以下の際は、すぐに手術は行わず何ヶ月か定期的に検査を行い経過を見つつ(病院や医師によって変わってきます)、大きくなっている症状がでてくれば甲状腺の半分くらいを手術するという手法が一般的です。

※しかし、高齢者の場合は、甲状腺だけではなく、気管及び神経まで切除する場合があります。

その他、転移や再発の可能性もあるので、放射線治療や抗癌剤治療(化学療法)も同時に行われることがあります。

甲状腺濾胞癌(ろほうがん)

濾胞癌はリンパ節への転移が起こりにくいのが特徴で、手術をすれば完治することが多いものです。

その反面、血流によっては、肺や骨などに転移する確率が乳頭癌より高いと言われており油断を許さない種類です。

【一般的な治療法】

転移が見つかった場合は、甲状腺全摘出、そして放射線治療も同時に行います。

甲状腺髄様癌(ずいようがん)

【一般的な治療法】

髄様癌の治療としては甲状腺まるごとの摘出して、首の周りのリンパ節も除去します。

甲状腺悪性リンパ腫

【一般的な治療法】

悪性リンパ腫は、慢性甲状腺炎から発症する為、抗癌剤治療(化学療法)と放射線療法のみで治療が行われ効果が現われてきます。

未分化癌

未分化癌は、上記の中でも生存率は非常に低く、患者の9割以上は予後半年から1年以内に死亡する可能性が高いと言われており危険性が高いものとなっています。

【一般的な治療法】

上記の理由から、手術では治療ができないと判断され、抗癌剤治療(化学療法)と放射線療法東洋医学による食事療法などの治療が行われるのが一般的です。

転移と再発防止に向けてできること

甲状腺癌は、非危険性ガンが全体の8割を占めている為、生存率も高いことが特徴でもありますが上記で説明しましたように甲状腺濾胞癌や未分化癌のように再発や転移のしやすかったり抗癌剤治療(化学療法)と放射線療法でしか治療ができない種類もあります。

抗癌剤治療や放射線療法が行われると当然酷い副作用や苦痛を伴ったりしますが、それを防ぐ一つの手段として食事による治療(東洋医学)があり、現在注目を集めている療法の一つでもあります。

もし現在副作用等でお悩みの方がいましたら選択肢の一つとして考えてみるのもよいかもしれません。

 

末期甲状腺がんでも出来る食事療法についてはこちら