今回のテーマは食道がんです。食道がんとは食道に発生する腫瘍のことですが、当然のように、発症のきっかけや症状、そして術後などにおいて、食生活との間に密接な関わり合いがあります。まだ、食道がんになっていない方が一番気になることというのは(初期)症状だったりすると思います。まずはそこから説明していきたいと思います。

食道がんの症状とは?

初期段階における症状の代表例としては、

温かい食べ物を食する時にしみる、もしくはつまる

ということが挙げられます。

この大きな原因は、食道の中にある内腔と呼ばれる部分に発生している癌により食道が狭くなってしまい、その結果そのような症状が出る流れとなります。

更に進行して癌自体が大きくなると吐き気が伴うようになります。もっと酷くなると血が混じった痰や咳、などの症状が出やすくなり、そうなった場合は癌が更に進行して肺などに進んだ場合などと考えられます。

さらに悪化が進むと、背中の痛み胸の痛みが発生し、末期近くになると、声がかすれたり、食べ物な どを受け付けない感覚に陥り、その結果体重が急激に落ちやすなったります。進行によっては、水分すらも飲むことが困難となってしまうことがあります。

また食道がんは骨などに転移しやすく、そうなった場合の痛みは非常に耐え難いものがあります。

もし、脳に癌が転移した場合は、精神障害や痙攣などの症状も現れ最後に腸に癌細胞が到達した場合には鉄欠乏性貧血や血便という症状となります。

食道がんの(初期)症状は他の癌に比べて自覚しやすいものなので、もし、異変に気づいた場合、速やかに病院に検査に行かれることをお薦めします。

ミュージシャンの桑田佳祐さんは、定期検診で食道がんを発見することができ、未然に防いたという話もあります。

定期的な検診は時間や費用もかかったりするので、つい行くこと自体が億劫になってしまいますが、やっていて損は絶対にありませんので普段から意識しておくことが大切です。

私も父の闘病以後、検診にはできる限り行くように心がけています。

食道がんになる原因

次は、食道がんになる原因についてです。

統計上のデータでは食道癌になる層というのは、中高年男性の方が多いようでその中でも特に、喫煙者、お酒(アルコール)をよく飲まれる方や、熱い食べ物をよく食べられる方がなりやすいという結果が出ています。

単純に高齢の男性というだけでも食道癌になりやすいという見解もありますが、大きいくくりでは、生活習慣が原因であることも言えます。

喫煙については、多くの方がご存知のように、タバコにはニコチンといった有害物質が含まれており、それが食道の粘膜を刺激し、癌になる可能性をを高くしているということはお分かり頂けると思います。

また、お酒や熱いものに関しては食道部分を傷つける要素が高いのでそれにより、食道がんを誘発させているということが言えます。

次回は食道がんになった際の治療について書きたいと思います。

食道癌でも自宅で出来る食事療法についてはこちら