食道がんの症状や原因などはこちらで書きましたが、今回は治療法について説明していきたいと思います。食道ガンの治療法は大きく分けて下記のようなものがあります。

外科療法

放射線療法

化学療法

レーザー療法

電気凝固療法

この中でも一般的で標準的なものが外科療法放射線療法化学療法の3つです。

食道がんの外科療法とは?

外科療法とはご存知のように、腫瘍摘出の手術のことです。食道がんに限らず、様々なガンでこの手法がとられており、食道ガンに関

しては腫瘍が発生している部位によって手術の方法に違いがあります。

厳密に分けると、【頸部食道癌】【胸部食道癌】【腹部食道癌】という3つの食道癌それぞれに対する手法があります。

食道がんの放射線療法とは?

放射線療法は簡単に説明するとX線、高エネルギーを照射して癌細胞を死滅させるといった方法になります。

その中でも大きく分けて2つの方法があります。それは

・体外から照射を行う方法(外照射)

・(食道)腔内に放射線を出す物質を故意に入れて、体内から照射を行う方法(内照射)

の2つに分かれます。

また、目的によっても方法に違いがあり、

転移がない状況で、腫瘍が小さく場合は、根治を目的としての放射線が、

既に転移しており、その進行や痛みを極限まで抑えるため【姑息治療】において放射線が使用されます。

放射線治療による副作用

また少なからず副作用があり、治療を行なっている期間限定のものと、治療が終了してから数ヶ月から数年後 の間に出る後遺症的な副作用があります。

放射線治療を行った場合の代表的な副作用を紹介しますと

・咽頭の乾き・声のかすれ・疼痛・疼痛・食欲低下・・嚥下時の違和感・嘔気・嘔吐や下痢

等のものがあり、これらの症状が出る可能性が非常に高いです。

治療の期間は進行や転移の状況によって変わりますが、照射による治療自体は数十分と時間がかかるものではありません。

また、治療自体に痛みや苦痛はなく、化学療法との併用が可能なので【ケモラジ】と言われる「放射線化学療法」を行うこともできるのが治療的な特徴です。

食道がんの化学療法とは?

化学療法とは簡単に説明しますと、抗がん剤を用いた治療で、標準的には抗がん剤を全身巡らせて、外科治療では対応できない部分の治療、そして転移などを防ぐことが目的になります。また、末期における延命治療としても使われることが一般的です。

抗がん剤治療としては現在【フルオロウラシル】と【シスプラチン】の併用が最も有効とされていますが、癌の種類や(転移などの)進行によて異なってくるのが実情です。

食道がんの食事療法とは?

これは言葉通りのものですが、食事による治療です。下記でも説明しますが、食道がんは様々な箇所への転移の可能性が高く、また非常に苦痛を伴う癌の一つです。

癌の進行を食い止める(癌や病気に強いくなる)為には体そのものを強くしなくてはなりませんし、その為には日々の食事(の方法)が一番の鍵となります。

ご存知のように、食道がんを始め多くの癌が遺伝よりも生活習慣が原因で発症するケースが多いのが実情です。

食事(食習慣)が原因でなった癌を食事で治すというとこはシンプルですが、ある意味当たり前のことなのかもしれません。

食道がんの転移について

食道がんの転移は、食道の内部粘膜から発生が大きくなりその後、粘膜層等に広がり進行するケースが多いです。

食道周囲の気管、気管支、そして肺から大動脈に最終的には心臓にまで癌細胞が広がる可能性もありえます。

また、食道の壁やその周囲にはリンパ管や血管が沢山存在するので、それらをきっかけに入り込み食道を離れて他臓器にまで範囲を広げ腹部のリンパ節や首のリンパ節なども侵食していき

血液にまで辿り着いた場合、当然、骨や肺、肝臓等にも転移し結果苦痛を伴う症状が沢山出てきます。

例え転移や末期になっても最善の療法を

まず、まだ癌になっていない人であれば、早期発見する意味で定期的な健康診断が大切です。

既に肺癌になっており、現在闘病中である方であれば、一度治療や療法について考え直してみるのもいいかもしれません。

上記で説明しましたように食道がんは放射線と平行して抗癌剤治療や食事療法を行うことも可能な癌で、治療法の選択や配分なども調整が効くものです。

もし、参考になればと思い、最後、私の父が実際行ない完治できた治療についてお話できればと思います。

父は末期の胃がんで、当初、抗癌剤治療で対処していたのですが、副作用が非常に出やすい体質でまた、酷い苦痛で本人がどうしても耐えられず、私を含め周りの家族も我慢ならなかったので一度治療を見直たことがあります。

最終的には担当医と相談し、抗癌剤治の投薬の配分を徐々に少なくし、最終的には自宅での食事療法だけにシフトしそれで完治させたのですが、それはある意味有意義な治療(看病)でした。

抗がん剤での治療もレベルを落としつつ、食事で徐々に癌に強い身体を作っていくこと自体にも合理性もありました。

このように、バランスを保ちながら徐々に改善への道を進むということも可能ですので、もし同じようなケースでお悩みの方へのアドバイスとなれば嬉しく思います。

辛い副作用に耐えれば耐えるほど改善するとは限らないのが癌です。

最善の療法とは何かを一度考えて頂けると私としても幸いです。

実際に参考にさせて頂いた井上先生の食事療法についてはこちら