数年前から「サプリメント」は、「体に良い」「がんや様々な病気の予防が可能」などと巷では言われています。例えると、がん予防の効果があると言われている物質をサプリメント(薬)として摂取すればうまく作用するといったことですが、そうも言い切れないのが現実です。権威と実績のあるアメリカの【国立がん研究所】は、野菜に多く含まれている「βカロチン」を、1日5~6mg摂取するよう公式で推奨しています。

そうであったならこの量より多くβカロチン含んでいるサプリメントの錠剤で摂取すれば、がんの発症を防ぐことが可能と思う方もいるかもしれません。

しかし、意外な結果が出ているので紹介したいと思います。

数年前に肺がんの危険性が高いとされる喫煙者(被験者)にβカロチンを30mg(錠剤で 約4年間投与し続ける)す臨床研究が行われたことがあるそうです。

しかし、その結果は意外なものでした。βカロチンをサプリメントで多く摂った被験者は、摂取していない人と比較して肺がん の発症率が2.3割上がってしまったのです。

これらの研究から出された結論はβカロチンがいくら癌に対して効果的であっても、それをサプリメントとして多量に摂取することは、むしろにマイナスにしかならないということでした。

普通に食事として野菜を摂取すれ ば問題はないということは分かっています。

故に、がん予防に限らず、他の病気に対しても、サプリメントには極力頼らず、規則正しい適切な食事をして様々な栄養や成分を体に供給してあげることが、大切であり、最も重要であることが言えます。

気軽に栄養や成分を摂取できるというキャッチフレーズで宣伝されているサプリメントですが、そういった陰もあります。

もし、今サプリメントを大量に日々摂取いる人がいましたら控えた方がいかもしれません。

適切な食事をとれば、癌の予防にもなりますし、例え闘病中であっても改善や効果的な治療へ繋げることだって可能です。

適切な食事療法に関しては、こちらにまとめてありますので参考にしてみて下さい。