たとえ、癌への手術や治療が一時的に成功したとしても癌には転移や再発という危険性が常に伴います。一時的な回復でほっと安心もできないのが、癌の怖さでもあります。
では、そもそも癌の転移(再発)はなぜ起こるのでしょうか。
まず、転移とは何か?そして原因について説明したいと思います。
転移とは?
簡単に説明すると【体内で離れた所に癌細胞が飛んでいく】といったことになります。
ガンができる元の場所を原発巣といいます。
もちろん、単純に原発巣だけに腫瘍があれば、それを外科手術等で切り取ってしまえばよいので簡単に治すことが可能です。
しかし、ガン細胞には、体内の他の場所 にも細胞の塊を形成しつつ全身に広げていく性質を持っており一度発症するとその後も再発する可能性を秘めています。
これが起こることを「転移」と呼びます。
もっと厳密に説明すると、全てのがん組織には、栄養物、老廃物を運ぶ役割をもつ【リンパ液、血液】というものが流れており、ガン細胞はもそれらに乗って肝臓や肺、リンパ節などに新たなガン組織を作ってしまいます。
そのような循環が一度でも起こるとその後も、再発しやすい体質になり、それと同時に更なる治療や手術が必要になります。
勿論治療自体による体への負担も高くなりますし、次第に体も弱っていってしまいます。
では、それを防ぐにはどうしたらよいか?となります。そこで私が提案したい方法が食事による療法です。
体への負担が軽く転移や再発がしにくい体質にしていく。
そもそも、体質を変えていくには日々体内摂取する食事に力を入れなければなりません。
小さなことかもしれませんが、その積み重ねで体質は徐々に変化し改善して行きます。
私も看病する側の立場で、父の転移による再発治療に悩んだことがあり、結果的には食事による治療で完治、克服した経験があります。
具体的な食事療法についてですが、こちらで説明していますのでよろしかったら参考にしてみて下さい。
まだ発症していない方でも食事の方法を変えるだけでも十分予防にもなります。